あなたは
一人ではありません
〜同じ立場の人からのメッセージ〜
自分のことを傷つけてまで、必死で生きなくていいんだよ。生きているだけでよく頑張っている。それでいい。あなたは悪くないんだよ。苦しいね。早く私たちに出会えますように。
おとなになると、少しずつ同じ家族であっても、親も一人の人間なんだなと思うときがやってきます。そんなとき、今まで我慢してきた分、思いっきり自分時間を楽しんでいただければと思います。
逃げることも大切。何よりも、誰よりも自分を大切にすることが一番。仲間や支えてくれる存在がどこかにはいる。気持ちの準備が出来たら視野を拡げてみてほしい。
SOSを出していい。あなたは独りぼっちじゃない。完全に秘密が守られて、何でも言える、毒だって吐き出せる場所がありますよ。
信頼のできる大人に相談して、困っていることや、助けを求めて欲しい。
親と自分の人生は別々なモノで、境界を意識しながら対応することが楽かなと思います。
ようやってる!あなたは1人じゃないんやぞ!仲間がいるぞ!
自分の気持ちと時間を大事にしてほしい。自分一人ではもうどうにもならないと思ったら迷わずSOSを出してほしい。
養護の先生、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーに相談する。
同じような体験をした仲間がたくさんいるよ。こどもの集いにおいで。
自分が幸せだと思える人生の選択をしてよい。ここまで育ててくれた親は病気の症状があるから大変だし、困ることばかりですが、自分の人生と分けて考えてよいのです。
あなたを心配してくれる大人はあなたの近くに必ずいます。一人で悩まずに、先ずは何気ない日常での困り事から相談してみるのも良いですよ。
いくら泣いても悲しんでも残念ながら親の症状がよくなるとは限らない。起こっている事に対して自分がどう対応したのか自分との戦いでしかない。おそらく自分自身に試されているのではないかと思う。未来は自分でつくる事ができるから、自分の人生を大切に生きてほしい。同じ境遇のなかまに出会えたことで、存在を知っているだけでも私は強くなれた。こういう境遇であるからこその学びも沢山ある。悔しいから沢山学ぼう。
辛いと感じることは人に話していいし、逃げたくなったら逃げてもいい。受け入れてくれる人に出会える。
話せる場所、信頼できる人を探すことは大事だと思いますが、今は、好きなことをする時間を作ることができると楽しく過ごせるのではないでしょうか?信頼できる大人がいつか現れるし側にいるかもしれません。勇気を持って話してほしい!
あなたは結婚できる。
心配するな。
1人じゃない。あなたは何も悪くない。大人たちのせいにしてもいい。
親のことで心を痛めていても、これからの自分の人生も大切にしてほしいです。
諦めないでほしい。必ず道は開ける。生きててよかったと、心から実感できる日が来る。わかってくれる人に、生きていれば必ず会える。どうか諦めないでほしい。第三者に相談して良い、助けてと伝えて良いんだよ。
無理にだれかに話すことはないけれど、少し迷ったときは話してみる勇気を持ってみてください。自分の人生は自分で決められます。
うちの親は急に機嫌が悪くなったり、様子がおかしくなったりする。それがこわくて、心配で、でもどうしたらいいか分からなくて。そう感じているのはあなただけじゃなくて、似た経験をして今は大人になっている人たちがいます。子どもの立場と呼んだりします。全国各地にそういう経験のある子どもの立場の人たちが集まって話し合うグループができています。学校の先生や友だちにも相談できない人もいると思います。子どもの立場のグループを検索してみてよかったら連絡してみてください。あなたが1人ではないことが実感できると思います。
自分ががまんする必要はないです。親戚や学校の先生から何を言われても自分が親の面倒をみるという気持ちを持つ必要はないです。親のことを知りたいとか相談したいという気持ちがなくても誰かに話したくなるときは、家族会をたよってみたり、親の病気について書かれた本を読んでみたりして、自分の気持ちをとにかく“発散”させてほしいです。
自分の状況を打開する方法は必ずあります。諦めないでください。
一人じゃないよ。自分を大切にしていいよ。だれか必ず力になってくれる人がいるよ。
話してもだいじょうぶ。
あなたの気持ちをわかってくれる人や同じ立場の人が必ずいること。親元を離れて自分の人生を生きてほしい。親のことを気にしないで、自分の人生を選択できる未来がある。一緒に悩みたい。
自分の家が他の家と違うことや、病気の親の言動に振り回されること、それをどうすることもできない子供時代はとても辛かったです。親の病気のことをわかってくれそうな医療福祉関係の人やカウンセラー、子供の集いなどに繋がって、辛さを吐き出してほしいなと思います。相性が悪かったり、わかってくれないなと感じる人に出会うかもしれませんが、諦めずに支援を求めてほしいと思います。
ケアを自分がやらなければいけない、と思わないでほしいです。病気の人をいたわる優しさを持つことと、大人のかわりにケアを担うことは全く違うと思います。親の主治医やケースワーカー、自分の通っている学校のカウンセラーに、子どもが子どもらしく過ごす権利を訴えてください。子どもの味方になりたいと考えている元ヤングケアラーが沢山いることも、知っていてほしいです。
今は、同じ立場の人と出会えてなくても、この苦しみを誰かに話せる日は、やって来ます。今はそう思えなくても、この言葉を信じて支えにしてもらえたら、うれしいです。
苦労したり、我慢したり、たくさんの言葉を飲み込んでいっぱいいっぱいになっていたりしたら、いつでもこどもの集いに来てください。
こどもなかまより