精神疾患の親をもつ子どもの集まりがあります。集まりでは、他の子どもの立場の人の話を聞いたり、安心して自分のことを話せたりします。
子どもの集まりに参加して
よかったこと
「子どもの立場でミーティングに参加したのが一番良かった。家族の病気のことはずっと隠してきたので、自分たちだけが抱えてきたことじゃないんだと実感できて、解放されたような感じがしました」
「親と向き合う上で辛い時、悩んでいるのは一人ではない、どこかに味方がいると思える」
「子どもの頃のひとりぼっちの自分に友達ができたような気がした」
「他の家族会では、情報を得たり勉強するために行っていました。子どもの立場の人と出会って、自分のことを語る場、自分を大切にしていいことを知り、たくさんのことを言葉にできるようになりました」
「安全に話すことができる場所があることがよかったです。誰でも、親のことについて話をしても離れていくとか、仕方ないとか聞いたことを聞いていない感じでやり過ごすことが多いのに、しっかりと聞いて同じ気持ちを持っている反応を感じた時に孤独感が少し減った!安心できる場所ができた。一人一人違う環境のはなしを聞くので、参考になったり、いろんな考え方を知ることができるようになったと感じています」
・・・他
子どもの集まりって
どんなところ?
同じ子どもの立場の人が定期的に集まって、他の人の経験や気持ちを聞いたり、自分のことを話したりしています。
多くの集まりでは、「ここでの話は他の人に伝えない」「無理に自分の話をしなくてもいい、人の話を聞くだけでもいい」などの約束ごとがあり、安心して参加できるようにしています。集まりにより子ども(年代はいろいろ)だけであったり、支援者がサポートするなどがあり、進め方や内容は様々です。参加費も無料か低料金で1回だけの参加でもよいところがほとんどです。ネットで参加できるところもあるので、いくつか参加して自分に合うところをさがしてみてください。
パンフレット制作に
協力いただいた
子どもが集まる団体
( 五十音順 )
開催場所 参加者・特徴
京都&オンライン
精神疾患の親をもつ子ども
(公社)京家連(きょうかれん) 京都の家族会運営
専門職による個別相談も可
WebサイトURL
ぷるすあるはが運営する「子ども情報ステーション」にもさまざまな子どもの集いの情報が掲載されています。
(このページと重複する団体もあります)